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23.主から遣わされた四番目の東京の江戸川区にある船堀の教会での懐かしい思い出(23)

前回からの続き


このように、教会が分裂するという試練を通されながらも、主は、次の集会場を備えてくださり、また、新しい家を備えてくださり、さらに、経済的においても、私たち夫婦の仕事先をも備えてくださったのです。


詩篇103:8〜14節「主は あわれみ深く 情け深い。怒るのに遅く 恵み豊かである。主は いつまでも争ってはおられない。とこしえに 怒ってはおられない。私たちの罪にしたがって 私たちを扱うことをせず 私たちの咎にしたがって 私たちに報いをされることもない。天が地上はるかに高いように 御恵みは 主を恐れる者の上に大きい。東が西から遠く離れているように 主は 私たちの背きの罪を私たちから遠く離される。父がその子をあわれむように 主は ご自分を恐れる者をあわれまれる。主は 私たちの成り立ちを知り 私たちが土のちりにすぎないことを 心に留めてくださる。」


神は、実にあわれみ深く、情け深く、恵み豊かなお方です。


急を要することが一段落すると、今度は、教会が分裂したことに伴って、燃え尽き症候群となり、今まで、心の奥深くに隠されていた、腸が煮えくり返る思いや、怒りや憎しみや赦せない思いを


人に対してだけでなく、神に対しても抱くようになり、そして、押し殺した怒りや憎しみや赦せないなどの感情を、心の内に溜め込んで、そのままにしていたこともあり、鬱状態に陥ったのです。


最初は、自分が鬱状態にあることが分からずにいたのですが、聖霊様に導かれて、PHP研究所から出ている、二人の米国人のクリスチャンの精神科医の著書である(「うつ」をやめれば、楽になる やっかいな心の荷物をおろしなさい)


「フランク•ミナース+ポール•メイヤー 水澤部加佐一訳」を読んでいくうちに、そこに記されているものと同じ症状が私にもあることを知って、自分が鬱状態にあることに気づかされたのです。


食欲不振に陥り、体重がどんどん減少していくので、癌ではないかと恐れと不安と心配の思いが生じ、内科で胃カメラ検査などをしましたが、医師から癌ではないと言われて、ホッとはしたものの、しばらくすると、次に、睡眠障害に陥るようになったのです。


就寝時の夜10時頃になると、眠らなければならないとわかっているのに、脳がさえている状態で眠れないのです。今度は、毎晩のように、就寝時の夜10時頃を迎えると夜の恐怖症を体験するようになったのです。一番苦しく辛かったのが、睡眠障害でした。


「このような状態に陥ることで、自殺願望を抱くようになるのだな」ということを体験したのです。しかし、そのような中でも、心療内科への通院、抗うつ剤や、睡眠導入剤を服用するようには導かれなかったのです。


神様の特別な愛と恵みとあわれみの強い御手で、支えられ、守られていたとしか考えられないことでありました。


でも、神様に導かれれば、心療内科へ通院し、抗うつ剤や、睡眠導入剤を服用していたことを付け加えておきたいと思います。病院も、薬も、神からの恵みの賜物であるからです。ちなみに、私は、現在、内科に、定期的に通院し、高脂血症の薬を服用しています。


そのような精神状態で、N葬儀社での営業の仕事と、日曜日の礼拝と、水曜日の集会の奉仕をしていたのです。今までの人生において、最も全人的に暗黒のつらい状態でした。


今思うと、「よくもまあ、当時、そのような精神状態の中で、仕事と教会の奉仕ができていたものだ」と思います。ただ、ただ、神様の特別な愛と恵みとあわれみ以外には考えられないことです。


このような一連の出来事を体験する1年前の1998年に、以前に、分かち合いましたように、すでに、神様からH兄ご夫妻を通して、私への個人預言が与えられていたのです。


そして、これらの教会の分裂に伴う一連の出来事が、神様からH兄ご夫妻を通して、私への個人預言として与えられていた「ヨセフが監獄に入れられたように、これから、あなたの身にも同じようなことが起こります。」に関わる出来事であったのです。


でも、この時点では、個人預言の後半の部分の「それを嫌なこととして、嘆いてはいけません。それは良いことで、祝福だからです。しばらくの期間の後、そこから、救い出される時が来ます。」に関しては、依然として、まだ、神によって隠されていたのです。


次回に続く


ハレルヤ!

 
 
 

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