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42.主から遣わされた四番目の東京の江戸川区にある船堀の教会での懐かしい思い出(42)

私は、N葬儀社で働き続けている中で、この仕事を辞めたいという思いが湧いて来た時があったのです。それは、N葬儀社と他の葬儀社とのメリットとデメリットを自分なりに把握していて、そのことを伝える単調な営業の働きに嫌気がさしてきたからです。


そこで、正直に、その思いを、イエス様に祈りを通して打ち明けたのです。「イエス様、このN葬儀社の働きを辞めたいです。あなたが、私の牧会の働きに専念できるように経済的な必要を満たしてくださるように導いてください」と、お祈りしたのです。


しかし、聖書のみことばを通しても、直接、私の心と思いにも、主の語りかけは何一つありませんでした。


ところが、私の営業の働きの仕方に、今までとは違った変化が生じるようになってきたのです。つまり、主が、私の営業の働きの仕方に変化を起こすことを通して、主のみこころを段々とはっきりと示してくださるようになってきたのです。


営業の働きの仕方の変化とは、それまでは、N葬儀社と他の葬儀社とのメリットとデメリットをお伝えする働きが中心でしたが、牧師との交わりが中心になってきたのです。


牧師との交わりが中心になり、「N葬儀社のDM(ダイレクト•メール)は、後で読んでください」というふうに営業の働きの仕方に変化されていったのです。


そういう中で、ある教会の牧師夫人が、「うちの主人が現在、鬱状態に片足を突っ込んでいる状態なのです」と、聞かされたことがありました。その日は、牧師は不在でしたので、次の機会にお会いし、お交わりの時が導かれたのです。


その牧師は、「実は、5年前に、教会の車を購入する提案を年次総会で行い、今年で5年目になったので、ようやく、車を購入できる予算が満たされたのです。それで、今年の年次総会で、全員一致で車の購入の件が承認されたのです。


それで、良かったと安堵しているところに、次の日の月曜日に、一人の役員の方から電話があったのです。先生、昨日の年次総会での決め方は、如何なものでしょうかと。その方も、昨日の年次総会で、承認の意思表示の挙手をされていたのです。


ですから、昨日に、そのことを、公の場で発言されていれば良かったのに、何故、すでに決まったこと、本人も承認されたことであったのにという思いが湧き起こったのです。


それから、私が、礼拝のメッセージをする時に、その役員の方の存在が、特に気になって、視野に入るようになり、説教をする時にも支障を来たすようになり、鬱状態に片足を突っ込んでいる状態なのです」と、正直な思いを分かち合ってくださったのです。


その牧師の話を聞かせていただいた私は、イザヤ53:3〜6節「彼は蔑まれ、人々からのけ者にされ、悲しみの人で、病を知っていた。人が顔を背けるほど蔑まれ、私たちも彼を尊ばなかった。まことに、彼は私たちの病を負い、私たちの痛みを担った。それなのに、私たちは思った。


神に罰せられ、打たれ、苦しめられたのだと。しかし、彼は私たちの背きのために刺され、私たちの咎のために砕かれたのだ。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、その打ち傷のゆえに、私たちは癒やされた。


私たちはみな、羊のようにさまよい、それぞれ自分勝手な道に向かって行った。しかし、主は私たちすべての者の咎を彼に負わせた。」とのみことばを通して、イエス様が、十字架で、先生の心の傷と罪を負ってくださったとの福音をお伝えしてから、


「先生、先生が受けた被害者としての心の傷と、その人に対する加害者としての罪を、十字架につけられたイエス様に負っていただきましょう」と、自分の体験を分かち合い、聖霊様が、ミニストリーを導いてくださったのです。


その牧師も、私と同じように、怒りや憎しみの感情を押し殺し、自分が悪いのだと、自分を責めて、自分の心の中に押さえ込むタイプであったのです。


しばらくして、その役員の方との関わりにおけるその牧師の内面が、イエス様の十字架によって取り扱われたので、鬱状態から癒やされ、解放されて、


その役員の方と、どのように対応すれば良いのかも、聖霊様によって導かれ、牧会の働きが、現在も継続されているのです。


ハレルヤ!

 
 
 

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