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10.主からの最初の派遣先である小樽の教会における懐かしい思い出(10)

前回からの続きです。


 


そして、B師が、修養会でメッセージをしているその集会中に、私の思いの中に、B師を通して、結婚相手の方を導いてもらいたいという聖霊様からもたらされる強い願望が起こされ、


 


B師にも、誰にも内緒で、主に、「B師を通して、私の結婚相手を導いてください」と祈るように導かれたのです。


 


その後、しばらくして、B師の牧会するF教会で、弟子訓練について教えていただく機会があって、F教会に出かけることになりました。


 


そして、出かける前に、「主よ、今日は、弟子訓練について教えを受けるために出かけますが、どうぞ、私の結婚に関することを、B師の口から話題にさせてください」と祈って出かけたのです。


 


午前中に、弟子訓練の学びを受け、そして、昼食をご馳走になりました。その間中、ずっと「私の結婚に関する話を、B師にさせてください」と、心の中で祈り続けていましたが、何も結婚に関する話はなく、がっかりして、昼食を終えて帰ろうとしたその時、


 


「若木先生、どなたか、結婚を考えている方は、いらっしゃいませんか」と尋ねられ、聖霊様の働きを感じ、嬉しさの余り、心躍るような気持ちになって、思わず、「どなたか、いい人いませんか」と聞き返したのです。


 


すると、B師の口から出た返答のことばは、「今、いませんね」でした。今まで、嬉しさの余り、心躍るような気持ちでいたのですが、そのことばを聞いて、一気に冷めました。


 


心の中で、紹介する方がいなければ、「若木先生、どなたか、結婚を考えている方は、いらっしゃいませんか」と、私に聞かなければよかったのに、という思いが生じたのです。非常な落胆の気持ちからでした。


 


ところが、半年ほど経ったある日、B師から、電話がかかってきたのです。私の結婚のために覚えて祈っていてくださっていたのです。


 


「私が、青森の連合の教会から、集会での奉仕の依頼を受けて出かけた時に、私の講師接待係の奉仕をされた山上由起子姉がいましたが、その人が、若木先生にとってのリベカではないかと思います。


 


ここに、山上由起子姉の証の原稿がありますが、F教会まで来て、証しを読んで見てください」と言われましたが、


 


「今までの導きから考えて、それは、主から来ていると思いますので、その人(山上由起子姉)が、私の結婚相手の妻になる人だと思います。」と答えたのです。


 


(B師が、私にとってのリベカと言われたのは、創世記24章において、アブラハムは、息子イサクの嫁探しに、アブラハムの全財産を管理している、家の最年長のしもべを遣わされ、


 


そのしもべが、イサクのために定めておられるリベカを連れてきたと記されていますが、イサクの妻となったリベカのことを意味しているのである。つまり、私にとっての妻という意味で、リベカと言われたのです。)


 


しばらくして、F教会にて、お見合いの時が持たれましたが、由起子姉から、「先生より、私の方が体が大きいのですが、何ともお思いになられませんか」と聞かれ、「何とも思いませんと言うなら、それは、嘘になります」と答えたのです。


 


このことでも、主のお取り扱いがありました。「あなたは、体の大きさと結婚するのですか」と、「いいえ、その人自身と結婚します」と答えたのを覚えています。


 


このまま、スムーズに、とんとん拍子に、結婚まで導かれるのかと思いきや、そう簡単には、事は運ばなかったのです。


 


次回に続く


 


ハレルヤ!

 
 
 

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