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6.主からの最初の派遣先である小樽の教会における懐かしい思い出(6)

小樽の教会に赴任後、間もなくしてから、教会の役員の一人であるY兄から、「教会から遠ざかっているТ姉が、札幌の病院に入院されているので、先生の赴任挨拶を兼ねて、お見舞いに行かれて、訪問してくださいませんか」と依頼を受けました。


 


早速、入院先の札幌の病院に出かけることにしました。「小樽の教会の役員のY兄から、お見舞いと、訪問の依頼を受けてきました。


 


小樽の教会の新任の牧師として赴任させていただいた若木です」と自己紹介を兼ねて、挨拶をし、キリスト教の読み物である小冊子をお渡ししました。


 


そして、「退院されて、元気になられましたら、また、小樽の教会の礼拝に出席してください」とお伝えしましたが、しかし、「絶対に行きません」と強い口調で返されました。


 


ヘブル11:25節「ある人たちの習慣に倣って自分たちの集まりをやめたりせず、むしろ励まし合いましょう。その日が近づいていることが分かっているのですから、ますます励もうではありませんか。」と、聖書のみことばにあるからでした。


 


しかし、退院されてから、しばらくして、そのТ姉から、教会に電話がかかってきたのです。「先生、心が疲れて重い感じがするのですが、どうしたら良いでしょうか」との相談の電話でした。


 


聖霊様が、私の知らないところで、気づいていないところで、Т姉の心に働きかけておられたのです。


 


「では、日曜日の礼拝に出席することから始められることをお勧めします」と助言をしました。


 


そして、Т姉は、日曜日の礼拝に出席するように導かれたのです。


 


また、しばらくすると、「まだ、心が疲れて、重い感じが抜けないのですが、どうしたら良いでしょう」と相談を受けたので、


 


「では、毎週水曜日、午後7時からの聖書の学びも含めた祈祷会にも出席されると良いでしょう」と助言をしました。


 


すると、そのТ姉は「先生、日曜日だけでも交通費は大変なのに、水曜日とも言うなら交通費が二倍もかかるので無理です」と返されたので、


 


「では、あなたが、聖霊様からの祝福と恵みを望まないのでしたら、水曜日に来られなくても大丈夫です」と言い返しました。


 


結局、そのТ姉は、日曜日の礼拝と、水曜日の夜の祈祷会にも出席するように、自由意思を持って選択されたのです。


 


すると、しばらくして、「先生、私の心に、聖霊様によって、賛美の歌詞とメロディーが与えられたのですが、今度の日曜日の礼拝に、キーボードを持って来て、奏楽してもいいですか」と言われたのです。


 


まさか、日曜日と、水曜日の集会に出席されることで、このように、聖霊様によって、Т姉に賛美の歌詞とメロディが与えられるとは思いもよらないことでした。


 


聖霊様は、心が疲れて、重い感じを抱いていたТ姉の心に、日曜日の礼拝と、水曜日の夜の聖書の学びと祈祷会に導かれることを通して、オリジナルの賛美の賜物を与えて、Т姉の心の疲れ、重い感じから解放してくださったのです。


 


士師記13:18節に「わたしの名は不思議という」と、聖書のみことばにある通り、私たちが信じている神様は、私たちの人知をはるかに超えた不思議なことをなさる神様です。


 


失礼なことですが、「まさか、この人が」という人でした。


 


いや、神様の御前にあって、自分も含めて、全ての人が、「まさか、自分が」、「まさか、あの人が」、「まさか、この人が」ということではないでしょうか。


 


そのような神様の恵みを受ける資格も、価値もなく、ふさわしくない者に与えてくださる性質のものが、神様の恵みだからです。


 


その後、そのТ姉の妹さんも、不思議なことをなさる神様によって変えられた姉のТ姉の姿を、目の当たりにして、教会に来られるようになり、洗礼の恵みを受けられたのです。


 


ハレルヤ!

 
 
 

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