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6.主から遣わされた三番目の東京の国立の教会における懐かしい思い出(6)

私たちが国立の教会に赴任する前に、米国の宣教団体から三年契約の申し出がありました。そして、その三年間の契約期間が終了間近になりました。


米国の宣教団体の責任者のS師からは、引き続き、この国立の教会で、私たちに奉仕をして欲しいという依頼を受けましたが、辞任の申し出をさせていただいたのです。


S師は、「では、若木先生の奥様は東北出身ということもあり、東北の地の仙台にある同教団の教会への転任は如何ですか」と、勧めてくださいましたが、


私の中では、この国立の教会と、この教団での働きは、ここまでの三年間という聖霊様からの促しによる思いをすでに受け取っていましたので、


今までお世話になったことへの感謝と、国立の教会と、この教団からも離れることをお伝えし、ご理解をしていただいたのです。


それで、次の教会での働きの導き、主のみこころを尋ね求めることになりました。この国立の教会で、心の病を抱えておられる方々との関わりがあったことから、カウンセリングの学びが必要であることに気づかされたのです。


それで、当時、T師のカウンセリングの学びの講習を受けていたこともありましたので、そのT師の牧会するY教会で、カウンセリングを学びつつ、スタッフとして働く道はどうだろうかという思いを抱いたのです。


早速、T師に、「Y教会でのスタッフの道はないでしょうか」と、お聞きする手紙を出したのです。しばらくして、T師から、直接お電話をいただいたのです。


T師は、「スタッフの一人が、今年度で出て行かれることになっていましたので、スタッフの一人の欠員を補うことで、若木先生をと考えていたのですが、


そのスタッフから、どうしても、次年度も続けて学ばせて欲しいという強い要望を受けたことから、出て行ってくださいとは言えず、そのままのスタッフの体制で行なうことになったのです。


若木先生、その国立の教会に仕えつつ、私との関わりを持つようにされては如何でしょうか」と、逆提案をされたのです。


それで、T師の牧会するY教会でのスタッフの働きは、主のみこころではないことを示されたのです。


では、そのY教会に、一信徒として出席しつつ、直接、T師からカウンセリングの学びを受けてはどうかと考えて、私と由起子さんと、アポイントなしで、実際にY教会の様子と、その教会の近辺のアルバイト先と、家の家賃の調査に伺おうとして、車で下見に出かけたのです。


その日は、T師は不在でしたが、T師のお父様である名誉牧師が対応してくださったのです。


そのように、下見にも出かけましたが、私たち二人の心の思いには、聖霊様からのゴーサインの促しはなかったのです。


続いて、開拓伝道における主のみこころを尋ね求めたのです。知り合いの牧師ご夫妻が、すでに幼児保育を通して、千葉県で開拓伝道の働きをされていたことを知っていたこともあり、また、由起子さんが教員免許を持っていましたので、その牧師ご夫妻を訪ねて、色々と実情をお聞きしたのです。


しかし、このことの導きに関しても、私たち二人の心の思いには、聖霊様からのゴーサインの促しはなかったのです。これも、主のみこころではないと気づかされたのです。


そうこうしている内に、


次回に続く


ハレルヤ!

 
 
 

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